国語はすべての科目の基礎になる文字やことばに関わる教科です。読み書きはもちろん、聞いたり話したり考えたりするには、言葉を自在に使いこなせなければなりません。現代の子どもたちは、生まれた瞬間から無数のことばにさらされ、膨大な量の知的刺激を体験していますが、必ずしもそれらが学習に反映されているとは言えません。特に文章読解は、文字と意味を重ね合わせて考えなければならないので、慣れないうちは難しく感じるのです。
読解問題が｢わからない｣と言う子どもたちには、何がわからないのかを整理する必要があります。なぜなら文章の内容がわからないことと、設問の意味がわからないこととでは、理解度が大きく異なるからです。 |
岡原国語教室では、何よりも文章の内容を整理しながら読み、順序よく考えることを大切にします。そして考えたことを、ことばで表現できるように指導することを目指しています。生徒ひとりひとりの能力を見きわめ、つまずいた箇所を見つけて、考える道すじを一緒に探るという方法は、既存の一斉塾や個別指導塾ではできません。なぜなら生徒の持っている隠れた力を引き出して、それを少しずつ育てていくには、長い時間と臨機応変に対応できる指導力が必要となるからです。けれどもこれまでに数多くの子どもたちと接し、学習指導や受験指導をしてきた国語専門の講師による個人指導なら、こうしたきめ細かなことも決して不可能なことではありません。 |
一般に読解力は、本や新聞を読んでいれば自然に身につくものと考えられがちですが、現代では意識して学習しなければなりません。子どもたちが能動的に活字から読み取る努力をしなくても、テレビやケータイやパソコンで簡単に情報が得られる社会になったからです。また、文章の中から情報以外のものを受けとめたり、自分の心の動きを見つめて、それをことばで表現する機会がどんどん減っているからでもあります。けれどもこれらの力は、知識や学力の土台となる、もっとも基本的な能力です。「国語力の低下」は単に学習能力の問題ではなく、「自分で考えて行動する人間に育つ力」の低下を意味します。事態は深刻と言わざるを得ません。 |
国語の勉強の仕方がわからない人、応用力のある読解の力をつけたい人、表現力を向上させたい人、そして特に、国語が苦手な人やこれまでの勉強で成果が上がらなかった人、ぜひ私と一緒に勉強しましょう。 |
